HOME > TERESレポート目次 > No.16
すっかり秋も深くなり、温かいお茶がおいしい季節となりました。こんな時に大活躍するのが『電気ジャーポット』。飲みたい時にいつでもお湯が使えるし、お年寄りや乳児がいる家庭では、火を使わずにお湯を沸かせるということもあり大変便利です。 しかし、こんな便利な電気ジャーポットも実は電気でお湯を温めているため、意外と電気代がかかっています。今回は電気ジャーポットの省エネルギーについて取り上げてみたいと思います。
電気ジャーポットの使われ方として、1日2回程度沸騰させ、24時間保温しているという家庭が多いようです。最近では、この特性を生かして、一人暮らしのお年寄りなどの電気ジャーポットの使用状況が、離れて暮らす家族の方などのパソコンや携帯電話に届き、安否を確認できるといったサービスもおこなわれています。このような場合は別ですが、一般のご家庭では24時間保温し続けなくても良い場合が多いのではないでしょうか。 電気ジャーポットは、7時間保温するのと沸騰を1回するのとでは、ほぼ同じだけ電気代がかかります(グラフ1)。よって、長時間お湯を使用しない場合(外出時や夜間など)は、プラグをコンセントから抜いたり、タイマーを活用すると年間約540円も電気代を節約できます。
また、最近では保温の温度設定がワンタッチでできるタイプが主流になっており、煎茶の場合は80℃、乳児のミルクには60℃保温が最適です。常に高温(90~98℃程度)に保温していて、使用するたびに湯冷ましをするのであれば、低温(60~80℃程度)で保温しているほうが省エネルギーになります(グラフ2)。
そのほかにも、電気ジャーポットはサイズが大きいほど電気代がかかります(グラフ3・4)。毎日満タンでお湯を沸かして保温し、余ったお湯を捨てているのであれば、必要な量だけ沸かすようにしたり、家族数やライフスタイルにあったサイズに買い替えるのも良いでしょう。最近では、省エネルギータイプの電気ジャーポットが販売されています。上手に使うのはもちろん、上手に選ぶことも省エネルギーにつながります。
![]() |
参考資料:東京電力発行 でんこちゃんのなるほど納得!省エネブック2000年11月版 調べてみましたシリーズ・電気ジャーポット2001年1月版 |
| 参考グラフ: ポットの消費電力量(PDF) |