HOME > TERESレポート目次 > 停電と節電アンケート
もうすぐ本格的な夏がやってきます。今年の夏は電力供給不足によって停電が起こる可能性が指摘されており、停電回避のための節電の呼びかけも盛んに行われています。このような事態を一般消費者はどのように受け止めているのでしょうか。
停電が起きる可能性、もしも停電が起きたら場合にどのように対処するか、停電回避のための節電行動、停電に関する情報提供について、アンケート調査を実施しました。
停電が「自分の住まいの地域で起こる」と非常に身近な出来事として受け止めている人 は約4割を占めています。年代別でみると、若年層ほど「自分の住まいの地域で起こる」と思う割合が高く、年代があがるにつれてその傾向は弱まります。しかし「60代以上」では、「起こらない」と考える割合は2割未満と少なく、危機感が高い傾向が見られます。

「生活に支障がある」とする割合は男性も女性も9割を占め、停電は日常生活へ大きく影響する出来事であると認識されています。特に、女性の6割以上は「非常に支障がある」と回答しており、危機感の強さがうかがえます。

「いきなり停電が起こった場合、パソコンは大丈夫か?」「長い時間停電すると冷蔵庫の中身が心配」など、家電製品への影響を心配する声が多くあがりました。また、特に小さい子供がいる人からは、「真っ暗になると子供が怖がる」「エアコンが使えないと暑くてぐずる」など、夏場の停電という事情から生活への影響の大きさを心配する声もみられます。
集合住宅居住者からは、「エレベータが止まり、トイレが使えず、水が出なくなって困る」といった意見が複数からあがっている点も注目できます。
予告なしのいきなりの停電、長時間にわたる停電、夜間に起こる停電に対して不安感を抱いている人が多いといえるでしょう。
特に女性では、「冷蔵庫の整理」「事前に家事」など、家電製品が使えなくなる事態を想定して事前に使いだめするような行動が目立ちます。
また、停電が起きると考えている人では、「懐中電灯やろうそくを購入する」が6割、「水や缶詰などを購入する」が4割を占め、危機感が高いと事前に物を購入して備えようとする意識も高まる傾向がみられます。

危機感が高い人は、様々な情報媒体に触れている率が高いにもかかわらず、半数以上は「情報が不足している(やや不足+不足)」と感じています。実際に知りたい内容をみると、いつ起こるか、どれくらい継続するかに加えて、「停電が起きた時に起こりうるトラブル内容」「停電回避のための節電方法」などへの関心が高くなっています。
一連の停電報道を機に、省エネルギーの必要性への認識を深めた人は少なくありません。一般家庭で実行可能な、より効果的な省エネ対策について、的確な情報提供が望まれます。
